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日本神経回路学会  
時限研究会 
2014年5月16日更新

応募要領
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計画提案書
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実施報告書
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決算報告書
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2013年度 時限研究会 採択結果 2013年度は下記の研究会を時限研究会として採択しました。

「神経回路網モデルの神経心理学への応用可能性を考える」

■第1 回研究会
開催日:2013年10月5日(土) 13:00-17:00
開催場所:大阪府立大学

■第2 回研究会
開催日:2013年11月16日(土) 13:00-17:00
開催場所:東京女子大学9号館9105教室
演題:
「動物,非動物概念の二重乖離におけるパラメータ過剰問題」 浅川伸一(東京女子大学)
「心理実験を用いて脳内の学習原理を探る」牧岡省吾(大阪府立大学)
「機能語の獲得と内容語の獲得の計算モデル」岡夏樹(京都工芸繊維大学)
「読みにおける表象間の対応に関する組織性と計算効率」伊集院睦雄(東京都健康長寿医療センター 研究所)

<研究会テーマの趣旨と内容>
   本研究会の趣旨は,神経心理学および認知神経心理学研究におけるツールとしてのニュー ラルネットワークに着目し,その可能性を探ることである。
   認知神経心理学とは,認知科学や認知心理学のモデル論的考察から脳損傷患者の病状 理解をめざす分野である.典型的な認知神経心理学では,症状を観察する以前に正常のモ デルとして一般認知理論を背景とする理論的な枠組みを用意する。その際,認知心理学的 手法としてのタスクアナリシスを駆使し,情報処理ステップを可能な限り詳細に考察し, 処理の各ステップに関与すると考えられる課題を設定する。そして,当該の患者がその理 論的仮定のどの部分に障害を示しているかを確認し,その結果と脳損傷部位のMRI 画像 などとの照合が行われる。神経心理学的データは脳内の特定の部位と特定の認知機能との 関連付けに対して,比較的単純な対応関係を明らかにしてくれるが,複雑な相互作用をす る脳では,このような神経心理学的な考察だけでは十分とは言えない。一方,脳の構成論 的研究のツールである神経回路網研究は相互作用をする複雑なシステムとしての脳の振 る舞いと,そのシステムが損傷したときの効果との関係を推論する手段を提供している。 そのような推論の妥当性を機能論的に検証できる。神経回路網モデルは,脳の構成論的研 究を神経心理学に適用することを基本手法とするが,神経回路網モデルを破壊すること によって,さまざまな認知機能の障害をコンピュータ上に再現できる。人間の認知機能と 神経回路網モデルのプログラムとを同一視し,かつ,このプログラムを部分的に破壊する ことと脳損傷を同一視することとによって,近年の神経心理学は大きく変化してきた。人 間の認知機構を理解する上でも,あるいは実際の脳損傷患者の症状を理解するためにも, コンピュータを用いた人工脳損傷研究は重要だと考えられる。倫理上の制約から実際の人 間の脳を破壊して実験を行なうことは不可能だからである。神経回路網モデルによる神経 心理学的データの解釈は,実際の脳損傷患者を扱う神経心理学に対して強力な道具を提供 していると言える。
   本時限研究会では,このような事実に鑑み,この分野の研究者間でのコミュニケーショ ンを促進し,もって,研究の活性化を意図するものである。

世話人:浅川伸一先生(東京女子大学)

実施報告▼(日本神経回路学会誌 Vol. 21, No. 1 (2014), 32-33 掲載)

2013年度 時限研究会 公募
2013年度の日本神経回路学会時限研究会を募集します。
従来の枠にとらわれない、チャレンジングな研究会提案の応募を歓迎します。

皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

■対  象2013年2月〜12月までに実施する研究会1件
■補助金額30万円以内
■応募締切2012年12月21日(金) 応募は締切りました
■応募先左の計画提案書に必要事項を記入の上、
e-mailにて
まで送付してください。
計画提案書、実施報告書など必要な書類は、 内容が同じであれば、Texなどで自作していただいても構いません。
■採否通知2013年1月にe-mailにて通知。
■問合先

日本神経回路学会では、毎年、時限研究会を公募しています。
優秀な研究会には資金の支援をしています。

最近の支援結果
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■2012年度の採択結果 1件
■2011年度の採択結果 1件
■2010年度の採択結果 1件
■2009年度の採択結果 3件
■2008年度の採択結果 2件
■2007年度の採択結果 4件
■2006年度の採択結果 3件

日本神経回路学会企画理事 戦略的企画担当
柴田克成(大分大学)、中原裕之(理化学研究所)

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